Dr.コラム

2019年10月 コラム(32)

 秋の夜や 紅茶をくぐる 銀の匙
日野 草城 (昭和2年)


 秋は、紅茶やコーヒーが、ぐっとおいしくなる季節ですね。
ひとりでゆったりと味わうのも、また二人で小さなテーブルを挟んで向かい合うのも、この季節ならでは、という気持ちがしますね。
 
 ところで、紅茶とコーヒー、ふと、どちらが健康により良いのかと考えることはありませんか。
 妊婦さんや子どもにはカフェインが多いコーヒーを飲まない方がいいと言われていますが、有用な効果もたくさんありそうですね。よく知られているカフェインの効果は覚せい作用、頭をすっきりさせて集中力を高める効果がありますね。また、利尿効果が確かにあり、体内の老廃物の排出を促進させる効果がありそうです。他にも、中枢神経を刺激して、自律神経の働きを高めたり、運動能力を向上させたり、心臓の筋肉の収縮力を強化させたりするなど、コーヒーに含まれるカフェインは、多彩な効果をもっているようです。

 近年、ポリフェノールを豊富に含む赤ワインを多く飲んでいるフランス人は油の多い食事にも拘わらず、心疾患が少ないといわれます。実はコーヒーにも、赤ワインに匹敵する量のポリフェノールが含まれています。

  
コーヒーも素晴らしいデーターを持っているようですね。
おひまな折に、今号の「花みずき」も ご覧になって下さい。  
                          

2019年10月 大頭 信義