Dr.コラム

2009年10月 コラム(7)
大頭 信義

 お元気のことと拝察申し上げます。

 今年の春は、私の膝痛、かみさんの下肢痛・背部痛などでどこにも出かけない間に時は過ぎました。 「夢は枯れ野を駆け巡る」という程ではありませんが、海外を車で駆け巡る想いが募ったのは事実でした。

 そしてようやく、いろんな方に留守役をお願いしながら、10月4日から出かけることが出来ることとなりました。 ピレネー・フランス・・・山間に小さな村が点在しています。いづれも、「フランスの美しい村」に登録されている集落です。小さな旅館や、ときにはシャトーにも宿泊できそうです。ワインの中心地ボルドーからさかのぼったドルドーニュ川の流域は、近頃では日本でも旅好きの若者にも人気上昇のようです。

 また、この地は原始人の洞窟の点在が著名であり、ピレネーの向こう側のアルタミラ洞窟が最も有名ですが、フランスのラスコー洞窟の壁画をぜひ、訪問してみます。

 さて撮影がどうなりますか。ごく最近、EOS5D MarkⅡ を苦慮のあげくヨドバシカメラへ出かけて手に入れました。2110万画素というとてつもない最高画質です。さて、帰ってきてRAW撮影は効果を発揮できるのか、コンピュ-タ-はうまく対応出来るのか、不明がいっぱいです。でも、今年からはとにかくしばらくは、デジタルに徹するのだと決心しているのです。背中に背負ったり、胸にまわしたりできるカメラバッグも手に入れました。とにもかくにも、この1週間は、カメラ三昧です。 

 でも旅行中、いつも夜中の3時には起き出して、クリニックへ「どうですか」と電話をいれるのです。山間の現地の電話交換手との会話が不具合のときなど、眠気も消し飛んで、大汗をかきながら、日本への通話を依頼すると言った段取りとなります。

 日本から飛び立ってシベリア航路に向かう前にいつも、北アルプスの俊峰の上を通過します。そして「にょっぽり」の富士の姿にお目にかかることもあります。

 今号の「花みずき」では、代替療法の特集です。 クリニックでは、抗がん剤のステージを終了した患者さんで、ご希望の場合には、高濃度ビタミンC療法を施行しています。少しでも有効なものをと求める患者さんの一縷の望みを、ある程度のエビデンスをもって副作用の無い薬品を使うのは、共に末期を歩む上での有効なツールの一つかと考えています。ご批判などご意見をお待ちしています。