機関誌「花みずき」

糖尿病が心配ですか


糖尿病は、合併症が心配
 糖尿病は、進行するとさまざまな合併症が出現します。そのうちの3大合併症は、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害です。いずれも、これらの合併症を引き起こすと、本人にとって極めて大きな生活上の障害になり、家族糖尿病性腎症の場合、急に尿が出なくなるのではなく、段階を経て病気が進行します。このため、できるだけ早期に発見し、適切な治療をすることが重要です。現在は、全国的統計から言えば糖尿病性腎症が原因で透析を受けることになった人が、全透析患者のうち 44.1%(2012年末)と最も多い割合を占めています。

糖尿病性網膜症
 失明原因の第1位であり、年間およそ3,000人の糖尿病患者が視力を失っています。 血糖値が高い状態が続くと、目の毛細血管が破れて酸素や栄養が網膜に届かなくなります。ただし、かなり進行しても自覚症状が出にくいのが特徴で、放置していると、ある日突然目の前が真っ暗になることがよくあるようです。


糖尿病性腎症
 血糖値の高い状態が長く続くと、全身の動脈硬化が進行して、毛細血管の塊のような腎臓の糸球体でも細かな血管が壊れ、網の目が破れたり、詰まったりして老廃物を濾過することが出来なくなるようです。


糖尿病性神経障害
 中枢の神経ではなく、末梢神経が侵されます。
糖尿病と診断されて10年経過した患者の約47%に、この神経障害が認められたという報告があります。また、その半数以上に「痛み」が自覚されたようです。ただ、多くの患者において、その痛みが糖尿病に由来していると察知していることは多くないようです。
さあ、後はクリニックの溝口による記事に移りましょうか。