機関誌「花みずき」

デイサービスに思いを馳せて

姫路市新在家 中西さん

 生前主人が楽しく行っていたデイサービスに思いを馳せて、この度私も受ける事に致しました。スタッフの皆様の明るく優しく接して下さる中にも馴染めず三日間で止めようと思いました。
老人の孤独、人に求められる喜び、世代を越えた家族の絆も胸に迫って来ますが、一抹の不安が残り老後はどうなって行くのか、どう生きて行けば良いのかと探りながら考えました。
この度芥川賞の「おらおらでひとりいぐも」の本も読みましたが、わかりませんでした。わからない事に悩むのは私は止めようと思いました。
主人も最初は不服を言いながら楽しくなって来たのを思い出して、私も続ける事に致しました。

 日野原先生の本の中に、
『新しい友達と出合いコミュニケーションを取り行動する事によって人間的な環境が変るのです。新しい自分に出合い一歩踏み出し今日も生きていて良かったと言う満足感を持つ事、与えられた寿命の器の中で自分に使える時間を懸命に生きて埋めて行き感謝で行きましょう。』
今では主人の気持ちがわかって来た様に思えるようになって来ました。
皆様と仲良く素敵な輪の中に入って行きたいと思って居ります。

それにしてもご主人や日野原先生のお言葉が今回も貴女の進む方向を変えるきっかけとなったのですね。私も現在、「おらおらで……」を読んでいます。(大)