機関誌「花みずき」

中西さんありがとうございました

クリニック看護師  植松

 たくさんの本を読み、亡くなる直前まで病床でエッセイを書かれた中西さん。
「いつも思いついたら、すぐに書くのよ」と仰っていました。機関誌“花みずき”へはご主人が亡くなられた後に、院長へのお手紙がきっかけで毎号投稿して頂きました。
 私が原稿を受け取りに行ったり、出来上がった花みずきを持って伺うと、何冊か本を貸して下さり、読んだ後に必ず感想を聞かせてと言われました。感想に対しては、「そうね」と同意して下さる反面、「まだ若いわね」、とも。「これも読みなさい」、と更に一冊を渡されることもありました。
 入院中はコロナ禍で面会出来ませんでしたが、その後“ひなたの家”に入所し、会えるかどうかわからないと思いながら伺うと、快く面会させてもらえました。部屋に入るなり「来てくれたん?!会いたかった。うれしい」と言って手を握り、「タンスの上のアルバムを見て」と言われました。中西さんが生まれた時からの写真がたくさん貼ってあり、女学生の頃や結婚式のお2人の写真などでした。4人姉妹の長女さんとして、若い時から家事やお仕事を一生懸命して、上記のように最期の言葉を書き残されました(享年93歳)。

皆様ありがとう御座居ました。
お別れになりましたが、笑顔でさようならを言いましょう。私はとても幸せです。大好きな主人とも結婚出来たし、私の人生最高です。
後に残った家族にも幸せが廻って来る様に祈ります。
晩年よく主人と行って居た旅行の思い出を思い出し乍ら、過す事に致します。


亡くなられた後、ご自宅で見せて頂きました。素敵な笑顔の遺影を見ながら、お嫁さんにいろいろとお話を聞かせてもらい、その周りをひ孫さんがはしゃぎまわり、穏やかなひとときでした。
中西さんご主人と出会えて嬉しいでしょう...
合掌