機関誌「花みずき」

訪問看護ステーションだいとう

吉田

 谷田さんは、月に一回の訪問看護を利用し、緊急訪問看護加算というサービスを契約しています。訪問看護が始まり、いつでも連絡できる、対応してもらえるという安心感から胸苦しさが軽減している、調子が良くなった、と話して下さいます。円背があり、歩行もゆっくりですが、家の中では段のある廊下も軽やかに歩き、訪問看護の時には満面の笑みで迎えてくださいます。ある時、谷田さんの元気の秘訣を教えて下さいました。階段を使って30回の足踏みを朝昼夜としたり、4秒で吸って4秒で吐く呼吸法をしているそうです。「ラジオ深夜便」を聞くのも楽しみだそうです。昔、京都国際会館にてミスワールドのコンテストがあり、着付けをした時、審査員の岡田真澄さんに「とてもきれいに着付けをして帯結びもきりっと素敵ですね」と褒めてもらった。成人式も日に15人、着付けをしたこともあったという話に、ワクワクをいただいたこともありました。訪問の後は、私のほうが元気をもらい、谷田さんのおうちを後にします。さまざまな経験をし、年を重ねてこられている利用者様に偉大さを感じる毎日です。
 谷田さんは要支援2の介護認定をうけておられます。病院に行くほどではないけれど、谷田さんのように日々体調に不安があり、困ったときに相談したい場合にも、利用していただけます。訪問看護について、少しお伝えします。

1.訪問看護は、どんなサービス?
 看護師が自宅に訪問して、その方の病気や障害に応じた看護を行うことです。健康状態の悪化防止や、回復に向けてお手伝いします。多くは、地域のケアマネジャーから依頼をうけ、患者の主治医より訪問看護指示書が発行されてから訪問がスタートします。主治医の指示を受け、病院と同じような医療処置を行ったり、自宅で最期を迎えたいという希望があれば、療養環境を整え、思いに添った看護を行うことができます。