機関誌「花みずき」

日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会in 熊本に参加して

訪問看護ステーションだいとう 看護師  吉田

 今回の発表をまとめるにあたり、今までかかわらせていただいた方、亡くなられた方、その御家族のことを何度もみんなで話し、振り返る機会にもなりました。よく頑張られたね、こう言ってあげればよかったかな、など、話しは尽きませんでした。亡くなられた方を思い出しながら、胸がいっぱいになることもありました。スタッフみんなで、協力してまとめ、発表することができました。

 日本ホスピス在宅ケアの学会は、大頭先生が立ち上げに従事され、今回で28回目になる学会です。今回の熊本は、参加者が密にならないように、大きな会場で、分散して発表がありました。がん在宅療養だけでなく、認知症や、神経難病の発表など、多部門にわたっていました。その中で、自らの経験を生かし、希望と勇気をもってほしいと無料診療相談を続けている筋萎縮性側索硬化症(ALS)の太田守武医師の発表がありました。人を支える方法は色々あると改めて思いました。また、ALSを患いながらも目と目で会話が出来る 『Wアイクロストーク』を開発したり、目の周囲と口だけの動きで、電動車いすを自走することをやり遂げられました。ALSになって苦しみ嘆くだけでなく、不可能を可能にしようという姿勢に感銘をうけました。自分の生き方は自分で決めることができると伝えて下さいました。
 学会に参加し、多くの学びがありました。利用者、御家族の思いに寄り添い、より良い看護が出来るよう精進していきたいと思います。

 大頭先生、電話当番の時、夜中、早朝、何時に電話した時でも、「よく働きますなぁ。お疲れ様です。」といつも爽やかな声で言って下さいました。先生の声を聴くと力が沸いていました。いつも先生に守られている気持ちでした。本当にありがとうございました。